日本沈没 M-7.0 [DVD] 価格: 5,040円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 73年に公開された小松左京原作の同名パニック映画が大ヒットしたのを受けて、東宝映像とTBSが製作したテレビシリーズである。毎回日本のどこかが崩壊していくという、あたかも日本名所旧跡沈没行脚といった構成が、お茶の間の話題となった人気ドラマだ。本作は、その第7弾となる。 函館の海に氷山が出現したことから始まる惨劇を描く、第19話『さらば 函館の町よ』。北海道の大異変で、政府が日本沈没の事実を国民に伝える第20話『沈みゆく北海道』。そして火山帯の連鎖爆発により伊豆大島が消えていく、第21話『火柱に散る、伊豆大島』。本作では、この3話を収録している。日本の崩壊劇と、村野武範(現・武 |
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こちらニッポン… (ハルキ文庫) 価格: 940円 レビュー評価:4.5 レビュー数:4 知っているビルや地形がたくさん出てくる。ああっ その建物は思い出があるからたすけて!とか。手に汗握ります。
携帯どころか****もなかったんだなあと、感慨も。
もちろん舞台になった所をまったく知らない人でも、読み出したらやめられない面白さです。息もつかせず読み終えました。
最後はああそうか、女性も男性もこんなキャラだし、なるほどなって感じ。私は同じ作者なら「物体O」や「復活の日」のラストの方がずっと好きですけど。
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日本沈没 第二部〈上〉 (小学館文庫) 価格: 630円 レビュー評価:5.0 レビュー数:2 第一部ではひたすら日本列島の運命を追っかけていくことがテーマであり、その緊張と不安感は今でも現実生活に残っている。第二部の本書では、日本人の行動を追っかけることで地球の未来をシミュレートする事に成功していると思う。クラークが地球外の脅威を用いて地上を統一したとすれば、本作品は海底に没した国の生き残りが地球内部の脅威に対して地上を統一するという意義の深い作品だと思う。センセーショナルだった第一部に比べて、あまり読まれていないのが残念。これも国民の成熟度の低さ故か・・・。
読んでいるときは地球全体に散らばる日本人のエピソードと政治的な駆け引きに、正直言ってSFらしさは感じられなか |
物体O (ハルキ文庫) 価格: 1,000円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 表題作品「物体O」 ある日突然、日本列島の上に巨大なリング状の物体が落下した。 生き残った人々はそれを物体Oと呼んだのだが… 短編のラストが実に印象的で、忘れがたい作品の一つになっています。 |
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首都消失《デジタル・リマスター》 [DVD] 価格: 2,625円 レビュー評価:1.5 レビュー数:5 偉大なる小松左京大三元の一作。役満である。残り2作は何か?言わずと知れたジュピターとエスパイパイよ。どこかの本にこの映画のタイトルを「電気屋のオヤジ頑張る」にしたらもっと良かったのにって書いてあった気がするが言い得て妙だと思う。チープさといい、おバカさといいこのタイトルが一番しっくりくると思う。
ポリティカルサスペンスなんだけどね本当は。ポリティカルの「ポ」の字もないところが平和な日本てなもんさ。
エスパイパイとジュピターにはあったエロの部分が無いのがちと残念。
でも一番出来がいいのが、一番地味なエスパイパイなのはどうなんだろう。
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日本沈没 第二部〈下〉 (小学館文庫) 価格: 630円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 「異変」が起こるまでの日本国、日本人・・・それが日本沈没 (上巻) (下巻)だった。
あれから30年余り。
なんとしても異変以後の日本人を書きたかった筆者、小松左京氏。谷甲州氏、森下一仁氏のサポートを受けながら「世紀の巨編を完結」。それが日本沈没 第二部〈上〉〈下〉
ストーリーは「異変から25年」の設定から始まる。
内容は更に世界的に広がりを見せ、気がつけば「地球規模」の展開を見せていた。
国土を失った日本人達。・・・私の頭をかすめたのは、今現存している「イスラエル国」「イスラエル人」。何世紀にもわたって |
虚無回廊〈2〉 ハルキ文庫 価格: 580円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 ハードSFを読む醍醐味とはまさにこれだ。小松左京は凄すぎる!
言わば知性を持ったコンピューターであるHE2(開発者であるエンドウヒデオが名前の由来)はAE(人口実存)である。そのAEを乗せた探査宇宙艇が35年以上の歳月を掛けて、“SS”と呼ばれる謎の超巨大人口天体へ遂に到着した。人類が初めて遭遇する地球外生命体とのコンタクトは早い段階で訪れた。そればかりではない。そこには他にも様々な地球外生命体が集合しており、互いに“SS”を探査・接触を試みていた。だが、あまりにも深淵なる謎が依然として立ち塞がる。
このvol.2には、人類が一切登場 |
さよならジュピター〈下〉 (ハルキ文庫) 価格: 960円 レビュー評価:4.5 レビュー数:3 この作品は傑作だ。SF作家が集結してプロット(あらすじ)を完成。それを小松左京が小説化した。エピソードが多すぎて映画化は不可能だ。作中、ジュピターゴーストのエピソードだけ省略されていたのが唯一の難点。 |
ホクサイの世界―小松左京ショートショート全集〈1〉 (ハルキ文庫) 価格: 600円 レビュー評価:4.0 レビュー数:1 「小松左京ショートショート全集」全@〜D巻の第1巻作品 1話、数ページという短い作品の中に小松左京のユーモアとアイデアがぎっしり詰まっています。 ストーリーの舞台は、過去に、未来に、宇宙に、団地にと、飽きることのない世界が次々と展開される。 TV「世にも奇妙な物語」で映像化された作品「さとるの化け物」(主演 沢村一樹、林隆三)が収録されています。 |
さよならジュピター〈上〉 (ハルキ文庫) 価格: 940円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 1980年に公開された同名映画の、映画公開に先立って発表された小説。映画がいまひとつのレベルであったためか、小説作品自体もいまひとつ評価されていない印象があるが(ハードSF自体が最近の流行ではないこともあるかもしれない)、本作は正真正銘のハードSF。20年ぶりに再読したがその印象は変わらず、日本SFを代表する正統なハードSF作品と再認識した。 人類125億人のうち5億人が地球の外で生活しているという22世紀半ばが舞台。火星の氷冠の下からナスカの地上絵に類似した遺跡が発見される。ちょうどその頃、太陽系外縁部の探索に向かった有人探査宇宙船が遭難した・・・。が、それは人類に迫る脅威の警告であ |