復活の日 (角川文庫 緑 308-9) 価格: 441円 レビュー評価:5.0 レビュー数:6 『研究中のウィルス兵器が外部に流出し、やがて人類が滅亡の淵に立たされる』
と言うだけならそれこそ腐る程の数の映画や小説が題材にしてきましたが、
この作品が他と違うのは、『滅亡までの過程』を丁寧に描写している点だ
と思います。しかしあまりにも丁寧すぎてボリュームが大きくなり過ぎな気も
しますが・・
この作品はウィルス兵器(正確には少し違うが)のメカニズムを
これまでか、これまでかと言うほど丁寧に描写することで、
圧倒的説得力を持つことに成功しています。
そし |
夜が明けたら (ハルキ文庫) 価格: 1,000円 レビュー評価: 4.0 レビュー数:1 名作「日本沈没」の翌年に書かれました。 中学生時代の1977年の文庫が初読です。 こんな時代には「小説新潮」は読んでません(笑 短編なのでネタは、ばらしません。 しかし、TV番組で類似のネタをやってました。 似たような映画も公開されましたね。 類似の古典的な作品も多々あります。 でも、設定が身近なだけにものすごい緊迫感です。 小松左京氏はパニック物の長編が有名ですが、 短編にも優れた作品が数多くあります。 ブルドーザーに例えられるほど多作な小松氏なので、 作品毎に作風が違います。 この短編集の収録作品はホラー風味がついていて |
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サイエンス・イマジネーション 科学とSFの最前線、そして未来へ 価格: 2,940円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 2007年に日本で開かれた国際的なSF大会、Nippon2007の中で開催されたシンポジウム企画「サイエンスとサイエンスフィクションの最前線、そして未来へ!」の講演録が収録されている。
主にロボット研究、AI研究の発表だが、最先端の研究内容に触れられ、興味深い。また、それプラス、そのシンポジウムに参加したSF作家たちの短編小説も収録されている。
収録されている作家は、瀬名秀明、円城塔、飛浩隆、堀晃、山田正紀と新旧、日本を代表するSF作家たちだ。
特に飛浩隆と瀬名秀明の小説はとてもいい。
そ |